破滅系不倫熟女の末路~性欲に支配された人生~
自分の妻を不倫で失い、傷心の中で熟女掲示板に癒やしを求めて登録した。自分の妻も熟女掲示板での不倫というのを知っていたために、少々気が引けたが、正直言って人間というものは、どこかでこういうトラウマを解消しなければならない。
もちろんトラウマを作った張本人に復讐ができるのが一番だが、人間というのは、他人の不幸でも自分を満足させることが出来るというのもまた事実。綺麗事を並べて聖人のフリをするよりも、正直に自分の汚い部分を認めて、トラウマの解消に務めたほうが人生はマシになる。
自分も誰かの人妻と不倫して、不幸を作る側になってNTRの優越感を得てやろうと思ったのだ。自分だけが不倫されNTRされて不幸になるくらいなら他人を巻き込んでやれ、そう思ってしまった。
しかし俺は「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」の精神で後悔などしていない。自分の妻を不倫の道に追いやる夫がすべて悪いのだ。
30代後半バツイチ マリの募集
- 【題名】「待機中」
- 【募集内容】
「〇〇駅。2枚~オプあり。マジ恋もOK。」 - 【募集詳細】
「NSND・AL・買取有・定期歓迎・すっぽかしはBL入。他応相談。」
始めはバツイチであることはわからなかったが、出会ったときに聞かされた。どうも熟女掲示板に溺れて離婚、その後はウリで生計を立てているような話だ。
内容は割り切りそのものという感じで、対応するエロプレイも多く、裏切られたというショックとトラウマで、女性に対して陵辱的な感情を抱くことも多くなっていた俺はこの募集に応募していた。
容姿などには期待せず、SMプレイのような、少々暴力的な内容のエロプレイを望んでいたからだ。正直そんな自分に嫌気もあってアポが取れてもトレなくてもどっちでも良いくらいの自暴自棄ではあった。
「今夜どうですか?どSです。」
するとしばらくして彼女からの返信があり、夜ならOKとのこと。ただし前払いは守って欲しいと念押しされた。
メール内容はシンプルで、どういう熟女なのかがわからずに、フリーの風俗嬢のような感じだろうかと妄想していた。
マリは華の会の常連熟女風俗嬢
「どSな男性は結構好きなんですw」
メールで少しやり取りをしているとこんな返事を貰えた。根っからのサゾ気質というわけではなく気分的な問題なのだが、エロプレイとして理解してもらえるのならまぁ良いかと、ドSということにした。
「待ってましたよ~♡」
そして待ち合わせの時間になり、◯◯駅に到着するとマリはすでに待っていて、とても美人で若々しい女性だった。正直言って、離婚した落ち目の売女なんか、どんな醜悪な姿だろうとバカにした気持ちだったので、驚いた。
プロフにあった内用に嘘はなかったようだ。これだけの美人なら結婚しても誘惑は多いだろうと思い、それを良いことに不倫して開き直ったあのゴミ嫁を思い出して気分が悪くなる。
「今日はよろしくおねがいしますね~激しいのって初めてで♡」
「あ、そうですね…」
明るい接客に少し驚いたが、ドSな客を前にしてもこの態度はかなりの場数を踏んだ常連なのだろうと感じてしまった。道中では彼女の離婚話や、性欲の強さ、それ故の今の生活の楽さなどなど、赤裸々な話を聞かせてもらった。
「あ。お酒はどうします?実費ですけどw」
「下戸なもので…」
「そうなんですねw私もなんですw」
こういうところも抜け目ないのはさすがの手練れだと思ってしまった。そんなうちにホテルに到着して部屋に入ってしまった。
ホテルに入ると、すぐに
「じゃあまずはご希望のプレイ内用はどんなですか?」
と、ソープのようなやり取りが。
「SMプレイとアナル希望です。」
「なるほどドSですねwオプになるので4枚ほどです。」
「わかりました。」
雰囲気もクソもない事務的なやり取りだが、彼女自身がこれで飯を食っているのなら、当然のビジネスなのだろう、きっちり全額前払い。
受け取ると部屋の金庫に閉まって、
「ちょっとあれですけど、たまにひどい人がいるもので…」
なるほど、常軌を逸した男が風俗嬢相手に”どうせ何もできないだろう”と払った金をくすねてやり逃げするなんてこともあるらしい。そのために最近はキャッシュレス決済限定の割り切りなんて言うのも登場してるくらいなのだ。
その後お互いにシャワーで洗いあって、ベッドでエロプレイ開始。風俗と違うのは、時間制じゃないところだ。
しかし最近の割り切りには風俗ばりに時間制を取って、守らないようならその男はブラックリスト入り、知り合いにも個人情報すべて流され、更にツイッターに顔写真ごと晒されるようなこともあるらしい。
個人とは言え、風俗であることには変わりないため、完全ビジネスでやる女性も少なくないとうのは時代の流れを感じる。しかし彼女は時間制ではない。
後で聞いてみようかと思いながら、今までの鬱憤をぶつけるかのように、マリを責め立てる。特に前戯ではとにかくマリの反応が強くなる部位を執拗に責め続けた。
数分ごとにクリで行かせてはGスポットを強めに押して責め、マリの喘ぎが官能的なものから唸りのようになるまでアソコを弄り倒した。流石にマリがぐったりとしてしまったら、今度はアナルの方を責め立てる。
彼女自身「ALのオプション」を募集に出していたので、多少は感じるのかも知れないとおもい、こちらもウィークポイントを探るように責め立てる。もちろん指では終わらない。
指だけでほぐしてムスコ挿入というのもドSなエロプレイには有りかも知れないと思ったが、これだけきれいな熟女だ。とにかく穴という穴を目に焼き付けて責め立てたいと感じたのだ。
華の会常連ということもあって、案の定、アナルでもかなりビクついて感じるスポットがあり、そこを執拗にディルドで責め立てた。
「うぅぅ…」
流石に連続過ぎたのか、マリが苦しそうな唸り声を上げたときに我に返って手が止まった。
「すみません、ヤりすぎましたね…。」
「ハァハァ…ふふ、実はドSじゃないでしょ…?ハァハァ…」
流石に嘘とバレてしまったようだ。SMプレイ中に謝る男なんて初めてだったそうで、思わず吹き出したらしい。その後はマリの手コキテクニックで準備を促され、アナルとアソコの両方を生で楽しませてもらった。
結局、自分の悪どい陵辱的な気持ちは謝った時点で消滅してしまっており、最後はSMプレイとは言えないような終わり方だった。ピロートークでは”時間制にしないのか”ということを聞いて、マリの身の上話を知ることになった。
彼女自身もバツイチで、原因は自分の男好きな性格のせいで、常に誰かと恋愛状態のようになっていないと不安になるらしく、熟女掲示板に登録したのは、お金のためでもあるが、オジサマからちやほやされる事で精神的安定を得られるからとのことだった。
そしてただ男好きなだけではなく、セックスも当然のように好きで、驚いたことにセックス自体は誰であっても構わないというのだ。30代後半というのもあって、若い男からの視線が痛く、オジサマ相手の華の会が今は一番心地いいとのこと。
時間制にしないのも、自分が心ゆくまでセックスを楽しみたいし、男性もそれを望むから、お互いに一番いい落とし所なのだそう。お金の関係ではあるが、「今後ともよろしくね」との言葉をもらって、その日は解散となった。
華の会で得られたものは大きかった
華の会で出会ったのは熟女、とは言い難いほどに若々しい女性だったが、得られたものは大きかった。姿というよりも、その生き様と包容力のあり方がまさに熟女のそれだと思ってしまった。
熟女だからといって、必ずしもヨボヨボのだらしない身体な女性ばかりではないのだろう。
加えて、性欲に溺れた女性がどのような人生を送ることになるのかを知って、すこし余韻が下がるような思いがしたのとは裏腹に、覚悟を決めて自分と向き合ってその人生を進むということはさして悪いものではないのかも知れない、と感じてしまった。
トラウマはだいぶ和らいだが、自分の中での不倫する女性に対する嫌悪感というものに混乱を感じてしまっている。これは熟女との関係を続けて彼女たちの生き方を知ることでしか解決できないのかも知れない。
もし不倫され、ひどい思いをしてふさぎ込んでいる人がこれを見たのなら、ぜひともこの体験をしてみて欲しい。自分が思い描いていた性の常識や良識が必ずしも絶対に正しいものとは限らないということを知ることが出来るはずだ。
人生観が変われば、生き方も変わる。勇気ある一歩を踏み出してみて欲しい。